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誤飲の顛末2

誤飲の顛末1より続く:



結局トビーがぬいぐるみを誤飲したことはほぼ間違いないことがわかったので、いよいよそれを取り除かなければいけないということになった。


トビーが誤飲してから12時間ほど経過した頃(翌日朝方)、断続的な嘔吐が始まった。嘔吐と言ってもでるのは白い液体や茶色い液体だけだ。食事は誤飲の何時間か前に済ませてあったので、この時点でトビーの胃の中はぬいぐるみだけになっていたと思われる。

それでも吐いていないときのトビーはいつもとかわらず元気に見えた。ウンチとオシッコのために散歩に出かけて、いつもと同じように元気にオシッコとウンチをした。

だが、時間が経つとやはり嘔吐が始まる。われわれは朝一番でかかりつけのM動物病院に行った。

そこで行った処置は、嘔吐を誘発するクスリ(液体)を飲ませることだった。もしぬいぐるみが胃の中にあるならば出るかも知れないとの期待があったが、出るのは液体(泡)ばかりでぬいぐるみは出てこない。トビーは何度も「ゲェ~」とやってとてもかわいそうであった。

次の処置は内視鏡だ。あいにくM医院には内視鏡の設備がないので、N動物病院を紹介してもらい、我々はN医院に向かった。午前中のうちにトビーをN医院に預け、午後になったら処置をするとのことなのでわれわれは病院を後にした。

内視鏡の場合全身麻酔が必要だ。麻酔に関する不安はあったがもうそんなことを言っている場合ではない。

その日の午後2:40頃、N医院から電話があった。「ぬいぐるみが胃の中にあるが、ものが大きすぎるし、内視鏡でつかんでも滑ってしまい取り出すことができない。開腹手術をさせて欲しい。」との連絡であった。

手術をしない、という選択肢はなかった。

数時間後、「手術は成功した。麻酔が覚めるころに面会に来てもいい」との連絡がN医院から入った。

我々はホッと胸をなで下ろした。

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